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MotoGP 2013 開幕戦 カタールGP レビュー

Category: MotoGP  
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長かったシーズンオフがいよよいよ終わりました

2013年シーズン開幕戦が4月7日カタールのロサイル・サーキットで開催されました。

今年の注目は、ロッシのYamahaへの帰還と、大物ルーキーのHondaのマルケスの活躍でしょう
また、ディフェンディングチャンピオンのロレンソのタイトル防衛の可能性も気になります。

そんな注目の彼らですが、開幕戦から十二分な活躍を見せてくれる見応えのあるレースとなりました。

では詳細は以下から。
1.レース結果

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Yamaha MotoGP

予選については、今年から方式が変わりました
15分ずつのQ1とQ2に分けられ、トップ10ライダーはQ2に、残りはQ1に振り分けられました。
(Q1(遅いライダー郡)のトップ2ライダーはQ2でもう一度走ることができます)
これはコースの混雑を緩和し、より予選を楽しめるようにとの措置だそうです。

そのような初めての予選で、トップは昨年チャンプのロレンソ、続いてクラッチロー、ペドロサ、ドビチオーソ、ブラドル並びました。
その後ろにマルケスが6番手、ロッシは7番手に付けました。

いよいよレース開始、ホールショットはロレンソが取り、ペドロサ、ドビチオーソと続きました。
ロッシは5番手にジャンプアップ、マルケスは7番手に付けました。

1周目から仕掛けたのはロッシでした。
ロッシはクラッチローを交わし、続いてドビチオーソも交わそう試みますが、膨らんでしまいオーバーテイクに失敗します。
それでも4位を死守し、1周目を終えるわけですが、2周目の1コーナーでまた仕掛けて、再度はらんでしまいます。
これにより、ロッシは7位と後退することになり、しばらくはおとなしくすることとなりました。

中盤にかけて、上位群が固まりつつありました

ロレンソはスタートで飛び出して以降、2位と3秒程度の安全マージンを作り、レースをリードします。
2位郡をペドロサ、マルケス、クラッチローが構成します
その後、5位郡をブラドル、ロッシ、ドビチオーソ、バウティスタが構成していました。

その均衡が崩れたのもロッシの動きでした。
ロッシが8週目にブラドルを交わし、5位郡のトップにたつと、そこから猛追を始めます。

8首目の時点で3秒以上2位郡と差があったにも関わらず、そこからロッシは55秒台のタイムを12~16周の間で頻発します。
この段階で、1位のロッシを含むトップ集団は56秒で走っていたので、かなりの追い上げで2位集団に追いすがります。

この16周目、残り6週の時点で2位集団最後方のクラッチローにピタリとつけ、ついに追いつきました。
そしてこれより終盤戦にさしかかります。

まず、2位が入れ替わります。残り6周に入ったホームストレートでマルケスがペドロサを抜いて2位に立ちます。

そして、残り5周に入ったホームストレートでロッシがクラッチローに並びかけます。
その進入のブレーキングでクラッチローがミスをし、大幅にオーバーラインしてしまいます。
幸いコースに復帰することが出来まいしたが、2位集団からこれでクラッチローが脱落となります。

ロッシの目前にはHondaワークスライダーのペドロサとマルケスとなりました。

残り4周、まずロッシがペドロサに襲いかかり、3位に浮上します。
続いて残り3周でマルケスをインから差し、ついに2位にあがります。

とは言え、ここでルーキーのマルケスは終わらず、果敢に2位奪還を仕掛けます。
今年も直線のスピードの乗りはHondaの方が良く、残り2週のホームスレートでトップスピードに乗せてロッシをパス、1コーナーをしっかり抑えて再び2位に立ちます。
しかし、ロッシがすぐに2つ後のコーナーで再度抜き返し、ラストスパートに入りました。

そしてラストラップを迎え、ロレンソが危なげない走りで2位に7秒程度の差をつけて開幕戦優勝を獲得しました。
2位は争いはロッシがそのままマルケスを抑え、3位にマルケスが入賞しました。

以後はペドロサ、クラッチロー、バウティスタ、ドビチオーソの順にゴールしました。

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Honda:MotoGP

2.ライダーコメント

主要なライダーのレース後のコメントは以下のとおりです。

1位:ロレンソ

「スタートが成功して、そのあとは全力以上でプッシュ。
序盤はペドロサが懸命について来て、なかなか逃げられなかったが、6周目あたりからは少しずつ差が開き始めたので、自信を持って自分のペースを維持できるようになった。
バレンティーノの2位も本当にうれしい。ここまで2年以上も苦しい戦いをしてきた彼が、ついに復活したんだ。これはヤマハにとっても、とてもハッピーな出来事」

2位:ロッシ

「ロサイルに入ってからは厳しい状況が続いた。とくに昨日の公式予選は最悪だった。
でも僕もマシンもいいペースを持っていることはわかっていたので、レース序盤で挽回しようと懸命に頑張ったよ。
そのあとミスをして遅れてしまい、もう一度はじめからやり直さなければならなくなってしまったんだけれど、後半はまたペースを取り戻し、少しずつ順位を上げていくことができた。
終盤にはマルク(マルケス)と好バトルを展開してついに2位獲得。
僕もチームも友人たちも最高にハッピー。そして苦しかった2年間、ずっと支え続けてくれたファンのためにもうれしいプレゼントになったと思う。」

3位:マルケス

「初めてのMotoGPのレースでしたので、グリッドではとてもナーバスになりました。これほどナーバスになったことはなく、落ち着くのがとても難しく、Moto2のときのように集中することができませんでした。
でも、スタート直前に集中力を取り戻しました。
スタートは重要でした。路面が汚れている部分からスタートするのは分かっていました。予想通り、いいスタートはできませんでしたが、序盤からアタックすることができましたので、多くのライダーをオーバーテイクすることができました。これが今日の好走のカギだったと思います。
ダニの後ろを走っていたときに多くのことを学びました。また、そのあとバレンティーノ(ロッシ)の後ろでもいろいろ学びました。彼と戦っているのは、とてもうれしかったですが、同時に大変でした。
バレンティーノはオーバーテイクするのが難しいライダーでした。今回は負けてしまいましたが、彼やほかの速いライダーから学んでいきたいです」

4位:ペドロサ

「高いレベルで力強い走りができましたが、リアグリップが十分ではなかったのでレース中ずっとスライドしていました。
オープニングラップからロレンソがとても速くて、ついていきたかったのですが、コーナーでトラクションの問題が出たので、自分のポジションをキープしようと思いました。
一生懸命ポジションをキープしようとしましたが、とても速いペースで、ロッシにパスされました。正直彼を止めることはできませんでした。」
「できる限りのことはしましたが、十分ではありませんでした。もしかしたらリアのセットアップに問題があったのかもしれません。
レースウイーク中、ずっとこの問題がありましたし、今夜はグリップが十分ではありませんでした。」

5位:クラッチロー

「ストレートでのスピードが不足していることは明らかで、その差を埋めるためにコーナーでプッシュしなければならない。これさえ解決できれば、もっとしっかりと上位陣に戦いを仕掛けることができるはずなんだ。」

出典:

Honda:MotoGP
Yamaha MotoGP




さて今回、レースを面白くしてくれたのは明らかにロッシでした。
うまくいかなかったけれども果敢にファーストラップから仕掛け、中盤では3秒以上の大差を脅威のプッシュで追いつき、終盤にはペドロサ、マルケスとバトルを繰り広げてくれました。

強いロッシを印象づけ、またレースを面白くする立役者として、改めてロッシの凄さを感じたレースでした。

また、マルケスもポテンシャル十二分に見せつけたレースでした
数字で見れば、レースでのファステストラップはロレンソを抑え、マルケスが1'55.445を記録しています。
MotoGP初戦としてはありえないぐらいのパフォーマンスを発揮しており、今後の活躍が大いに期待できます。

一方、マシンの差で言えばHondaとYamahaの特性の違いも顕著に現れたレースでもありました。
今年もYamahaのマシンがHondaのマシンにホームスレートで抜かれる、差を広げられるというケースが良く見られました。
実際、RC213Vのトップスピードはマルケスの344Km/hですが、Yamahaはロッシの342km/hで、ロレンソは338.1km/hしか出ていません。
これについてはかねてより言われているクイックシフターの影響(Yamahaは未導入)もあるのかもしれません。

しかしながら、ロッシのオンボード映像を見るに、コーナーの中盤から後半で一息つくHondaのマシンを後ろからスムーズな速度とラインで突くといったケースも観察されました。
Yamahaのマシンはコーナリング時のスピード、安定性で強みを発揮しているものと見て取れました。

さて、いよいよ始まった2013年シーズンですが、次回は4月21日、初開催となるアメリカ テキサスGPとなります。
初めての開催となるだけに、皆イコールコンディションに近い状態なので、このレースも注目していきたいと思います。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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