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欧州の今後の二輪制度:Euro4・Euro5、ABS義務化等

Category: 世界のバイク事情  
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欧州という地域は、先進国各国のなかでも特に
ルールや枠組みを作るのが好きだったりします。

というか、悪く言えばそういったルール・枠組み、スタンダードを決めてしまって
自分達の都合のよいように業界を動かしていこうとすら考えている節もあります。余談ですが。

さて、バイクに関して言えば、排ガス規制の基準であるEuro3とかEuro4などはあまりにも有名で
欧州域内にかぎらず、様々な国で基準としてベンチマークされています。

今回、二輪に関して幾つかの基準が欧州議会で議決されました。
今後の各国の二輪制度に影響を与えるかと思うので、詳しく見てみることにします。

では詳細は以下から。




MCR000094.jpg

FEMA:EU Parliament adopts Type Approval regulation

11月20日に欧州議会にて主に以下の内容が賛成多数で可決しました。

上記記事参考にしますが、決議内容の原文はこちらから

1.排ガス規制の強化

排ガスの規制については強化の方向で進んでいます。
現在Euro3の基準が二輪には適用されています。
E
URO4の基準が2016年から適用となり、さらに2020年にはEURO5が導入されます。

2.ABSの義務化

ABSは全車両で義務化されます。
2016年から125cc以上の全てのバイク(A2、A3カテゴリ)で義務化となります。
また、A1カテゴリ(51cc-125cc)のバイクはコンバインドブレーキシステム(CBS)の装着が義務化となります。

3.馬力規制の撤廃

これはフランスに限ったことですが朗報でしょう。
現在、フランスには100馬力規制がかけれており、ビッグバイクはフランス独自の仕様で販売されています。
今回、EUとして馬力規制を敷くことを禁ずると決議されました。
この決議は2016年以降有効となりますので、それ以降はフランスでフルパワーマシンが手に入ることとなります。

4.パワートレインの改造防止機構の義務化

パワートレイン、つまりエンジンやトランスミッションなどを改造することを防止する機構の義務化も決議されました。
改造によってパワーが増し、安全性に問題が出るというのが大義名分です。

上記FEMAのような各2輪団体の活動によって、この措置は35馬力以上のマシン(A3カテゴリ)には適用外となりました。

しかしながら、どういった技術的な機構を導入すれば良いのかなど、具体的なところは詰めてないようで。
関連の法を2014年末までに採択して整えることが決議されました。





基本的な方向性は規制強化となりました。

個人的には、環境への配慮ということで排ガス規制の強化は納得いくものとして
ABSの義務化や改造規制などはやり過ぎな気がしてなりません。

ABSについては恐らくABSメーカーからの強い要望をうけてのことでしょう
また、改造規制ということであれば、馬力規制撤廃との整合性、またビッグバイクを除外した点との整合性など、今回の決議だけをみればあまり一貫性があるとは言えない気がします。

また、最も懸念されるのはこれらの規制強化によって製品コストの上昇を招き
さらにバイクの価格が高くなってしまい、需要を減らしてしまうことでしょう。

法律を決める人たちはそういった観点でも考えて欲しいものです。

こういった形でモノで上から網をかけるアプローチとは別に
例えば安全性を啓発する活動に対して補助金を出すなど、ソフト面でのサポートについても議論があってしかるべきなのではないかとも思います。

こういった伝統的なアプローチ以外の方策で、二輪文化を守りながらよりよい方向に進んでいける枠組み・取り組みを考えていくべきだと思います。

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テーマ : バイク    ジャンル : 車・バイク


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