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MotoGP 2012 Rd.2 ヘレス戦 レビューとレース後の動向

Category: MotoGP  
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MotoGP第2戦 ヘレスGPがスペインで開催されました。
天候が不安定で、完全にドライと踏みきれなかったこともあり、序盤は接触のシーンが見られるなど荒れた展開となりました。
そしてレースの上位争いは初戦に続き、最終ラップまで分からないという非常に緊張感のあるレースとなり、見応えのあるレースとなりました。

結果からすれば、ストーナー、ロレンソ、ペドロサということで、荒れたレース展開でも地力の強さが現れた結果となりました。

今回は簡単に内容を振り返り、レースウィーク後を含めた動向などをまとめたいと思います。

詳細は以下から。
1.レースリザルト

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From:Yamaha MotoGP

レースを制したのはストーナーでした。
中盤以降ずっと後ろをつけ、最終コーナーで仕掛けるタイミングを探っていたと思われたものの、パスできず2位で終えたのはロレンソで、第1戦のカタールの再現はなりませんでした。

3位のペドロサは4位のクラッチローと中盤以降竸っていましたが、ペドロサが前を譲ること無く表彰台に登りました。

Ducati勢では、予選で3位の好タイムを出し3位からスタートしたヘイデンが序盤は上位に付けますが、何度かコーナーで膨らむことがあり、その後順位を落とし、8位でフィニッシュし、続いて13番手よりスタートのロッシが9位で終えました。
そしてプロトタイプマシン最下位はYamahaのスピーズで11位、CRTマシントップはApriliaのマシン、エスパルガロの12位でした。

2.チーム別レース後所感

Honda:
優勝したストーナーは5番手からのスタートで序盤は集団の中でレースをしていましたが「スタートが決まらなかったので、トラブルに巻き込まれないように注意して走りました。みんなブレーキングが激しく、いたるところで接触していて、それに巻き込まれないように集中しました。その後、ペースを上げてポジションも上げることができました。」とコメントし、細心の注意を払っていたことが伺えます。また、終盤ロレンソにとのタイムが縮まってきた時については「今日も腕上がりが起きましたが、幸いカタールの時ほどひどくならなかったです。」と述べ、腕上がりが再発していたことを明かしています。
ペドロサは「ドヴィツィオーゾ(ヤマハ)やヘイデンにつかまってしまったことで、タイムを落としてしまいました。彼らをオーバーテイクして3番手に上がった時には、ケーシーとホルヘはすでにだいぶん先に行っていました。」とのことで、序盤のもたつきがトップ争いに加われなかった原因と分析しています。

Honda:ストーナーが今季初優勝達成。ペドロサ3位。Repsol Honda Teamの両選手が表彰台に立つ

Yamaha:
最後ストーナーに追いつくも、抜かすことができなかったロレンソは、「(タイヤについて)最終的に僕らはソフト・コンパウンドを選んだんだけれど、残念ながらそれは間違いだったようだ。レースの間中たくさんの問題があって、プラクティスのときのように自信を持って走ることができなかったんだ...。」と、タイヤの選択ミスがあったとコメントしています。
一方で4位のクラッチローは「天気のせいで難しいコンディションだったにもかかわらず、(チームは)今日の決勝日に最高のマシンを用意してくれた。ハード・コンパウンドの選択も大正解だったよ。」と述べ、こちらは良い選択だったようで明暗を分けました。
レース中ではファステストラップを記録し、カタール戦に続き良い結果を出し「今日は優勝者を視界にとらえることができて、僕にも表彰台獲得を目指すチャンスがあることが実感できた。もちろん、そううまくいく時ばかりではないだろうけれど、決して不可能じゃないことがわかったんだ。」と自身を得、次戦に良い形で望めそうです。
スピーズについては、「何が起きてしまったのか、僕にもわからないんだ。スタートはとてもうまくいったのに、そのあとはマシンのフィーリングが良くなくて、僕にとっては本当に悲しいレースになってしまった。」と述べるだけで自分の不振についてまだ明確な理解ができていないようです。MS開発部 モトGPグループリーダーの辻氏によると「スピース選手についてはマシンのセッティングが決まらず、高速コーナーで大きくタイムを落とす結果となった」と述べていますが、2戦不振が続いており、今後が心配となります。

Yamaha:Rd.02 04/29 スペイン

Ducati:
予選で3位という、これまでのDucatiを見るに久しぶりに良い結果を出したのはロッシではなくヘイデンでした。
ヘイデンは「最初の数周はエンジョイした。ドゥカティのマシンはタイヤに熱が入りやすいので、序盤は思いどおりに走ることができた。その後、ライバルのタイヤが温まった頃、自分のタイヤのグリップが落ちてきたように感じた。特にフロントのグリップが。コーナーでアウト側に膨らんだところをライバルに突かれた。」とレースを振り返り、「8位という結果は、当然僕たちの目標ではない。マシンには大きなポテンシャルを感じるものの、今の段階ではまだライバルとの間にかなりのギャップがあるようだ。」とまだまだ課題は多いことを認識しているようです。
予選13位でレースも9位とヘイデンの後塵を拝すロッシは「個人的にも今までとは違ったライディングスタイルに慣れる必要がありそうだ。」「6番手グループと同等のペースで走れたうえ、最後までプッシュできた。最終ラップ前には1分41.0秒を記録している。(クラッチローのファステストは1'40.019)」ということで、まだ上位にロッシを見るのは難しいのかもしれません。

Ducati:MotoGP round2 ヘレス・サーキット スペイン

3.ロレンソ-ドビチオーソの接触について

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上記の写真は2周目にロレンソをパスすべくドビチオーソがアウトから切り込み、ロレンソと接触した場面です
そこでロレンソがドビチオーソに対して振り払うようなジェスチャーをしました。
その真意について、以下の通りロレンソがコメントしています。
「あれはレース中盤か終盤までこういったパスは控えろというサインだった。セオリーでは、今自分がチャンピオンシップでトップで、彼も同じメーカーだ。この場合、100%でパスして、両者ゼロポイントで終わるようなリスクは避け、待つべきだということだ。MotoGPクラスではリスクの計算を学ばなくてはいけない、なのであのようにドビチオーソに「今はやめろ」とサインを送ったんだ」とコメントしています。

チームオーダーと言うわけではないのでしょうが、ある程度は斟酌して欲しいといったところでしょうか。

Twowheels:Jorge Lorenzo warns Andrea Dovizioso on early passing

4.ストーナーの腕上がりについて


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ストーナーは初戦のカタールに続き、今回も腕上がりの症状が出て今後も影響が懸念されるところですが
次戦以降に向けて、解決に向けて対策を行うようです。
彼はこの症状について、「すぐにオーストラリアに戻り、スイスに行き、今週末はポルトガルでレースがある。ヘレスでの優勝のあと、ポルトガル戦を楽しみにしているに、この2戦でのいい形を保っていきたい」
「しかしながら、腕上がりは治さなければならない。これによって不利になるし、ヘレスまでに解決できなかったことは残念に思っている」とコメントしています。
連戦となり、なるべく今のチームの状態を保ちたいところですが、治療のために動かなければならない苦渋の決断とも取れます。
今回のヘレス戦でも、終盤やはりロレンソと差を詰められただけに、この課題はなんとか乗り越えて確実に勝利できるよう、コンディションを整えたいところでしょう。




第2戦を終えて、ポイントリーダーはロレンソで、2位にストーナーが4ポイント差でつけています。ペドロサはストーナーから5ポイント差で3位です。
そしてポルトガル戦は連戦で、5月6日に開催されます。

一週間という短い期間で今回の課題をどのように克服できるかがカギとなりますが、個人的に気になるのはやはりスピーズの不振です。
ロレンソを筆頭にTech3の両名が上位に入る中、相当なプレッシャーがかかってくるのではないでしょうか。
ロッシもそうですが、そういった重圧に打ち克って実力を発揮して欲しいと思います。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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