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YAMAHAファクトリーチームのスポンサー:PetronasからENEOSへ?

Category: MotoGP  
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MotoGPを巡る問題の1つとしては、チームがいかにして資金援助をしてくれるスポンサーを獲得できるかということが挙げられます。

最も顕著な例として、Yamahaのファクトリーチームが2010年でのメインスポンサーであるFIATとの契約の終了後、新たなスポンサーを獲得できないまま2011年のシーズンを迎えたということが挙げられます。

参照:2010年12月27日記事:YAMAHAファクトリーチームのスポンサー、未定

2011年シーズンはメインスポンサー無しで参戦した同チームですが、その他のスポンサーとして契約していたマレーシアの国営石油企業であるPetronasとの契約が2011年で終了したとのことです。

歯止めの効かないスポンサー離れと見えたこのニュースですが、同チームはPetronasに代わり、JX日鉱日石のブランドであるENEOSとの契約を内定させたとの報道が一部で成されています。

詳細は以下から。

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1.Petronasとの契約終了

From:Motomatters:Yamaha Loses Petronas MotoGP Sponsorship

2012年1月1日にYamahaとPetronasが共同のプレスリリースを出し、3年間の契約の満了に伴い、スポンサー契約の終了を発表しました。

Yamaha Racing:Yamaha and PETRONAS Conclude MotoGP Partnership

これについて、ファクトリーチームのボス、リン・ジャービスは「YamahaとPetronasとの関係は大きな成功であった。MotoGPクラスでの大きな達成を享受することができた。この度、パートナーシップは自然な終結へと達したが、Petronasには契約中のサポートに感謝しており、今後の発展を祈念している」と述べ、今回の契約終了が、ことさらに問題があったわけではなく、円満の内に満期終了したことを示しているかと思われます。

2.MotoGPのチームの運営コストとスポンサー資金のインパクト

上記Motomattersの記事にはMotoGPチームの運営に関わる費用と、スポンサーからどの程度の資金援助をもらっているのかの数字について言及があります。

記事によると、現在、タイトルスポンサー(メインスポンサー)を擁していないYamahaのファクトリーチームは、全体で5000万から7000万ユーロ(50億~70億円)のコストの大部分を自費でまかなっているとの言及があります。
このこのとから、MotoGPチームの運営(少なくともファクトリーチーム)はおよそ50億~70億円のコストが必要だと伺えます。

そのコストをなんとかするためにスポンサー契約を企業等と結ぶわけですが、この金額はどの程度のものなのでしょうか?
記事より抜粋すると以下のようになります。

・Petronas(Yamahaファクトリーチームと契約、2009-2011):800万ユーロ/年(約8億円)
・Monster(Yamaha Tech3チームと契約):250万ユーロ/年(約2億5000万円)
・Rizla(Suzukiファクトリーチームと契約、2009年時点):700万ユーロ/年(約7億円)

(参照:Motomatters:Yamaha - Petronas Sponsorship Worth $8 Million A Year

なお、以前記事でも言及しましたが、メインスポンサーになるために契約に必要な金額はおよそ300万ユーロ(3億円)だそうです。

(参照:GPone:Yamaha still sponsorless

上記のスポンサー契約はいずれもメインスポンサークラスの契約でありますが、、1企業の契約で全コストの10%から4%であると推測されます。

無論チームとしては複数との企業等とで契約を結ぶわけですが、一つが欠ければそれなりのインパクトがあるものと思われます。

3.YamahaファクトリーチームとENEOS

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年間8億円のスポンサー契約が終了となり、さらなる危機に追い込まれたかに思えたYamahaファクトリーチームですが、Petronasに代わってのスポンサー契約の可能性が一部記事で取り上げられています。

Motomatters:Yamaha Gains Japanese Oil Sponsor For MotoGP Team

そのスポンサーの候補は日本でもおなじみの、JX日鉱日石のブランドである、ENEOSであるとのことです。

この報道の出所は、ギリシャのメディアのようで、ギリシャのENEOSの代理店の代表より聞いた話のようです。

ENEOSはPetronasと同じ石油企業であり、競合企業なのでこの契約は未だ公表されておらず、恐らく数週間後、Wroom(1月8日から15日)に終了後に公式リリースがあるのではないかとのことです。

ENEOSはこれまでもモータースポーツのスポンサーをいることは皆の知るところですが
個人的な印象では、8耐にヨシムラにJOMOやENEOS(いずれもJX日鉱日石傘下に統合)でスポンサーしていたはずです。
ヨシムラは当然SuzukiのGSX-R1000で出場していたので、今後どうするか仕切りが大変かもしれません。

また、上記記事ではコーポレートカラーがREPSOLのオレンジとかぶるのがどうするのか等も言及されています。

しかしながら、最大の関心事項はやはり、どの規模のスポンサーとして契約するのかでしょう。
Petronasの年間8億円という契約は3億円でメインスポンサーとなれるという話からすれば、破格の契約であったものと思われます。
これを維持することができるのか、あるいはもっと少額での契約なのか、それによってファクトリーチームの財務事情に大きな影響があることでしょう。

最近、Suzukiもファクトリーチームを撤退させた背景を考えれば、スポンサー離れはまた一つ、メーカーの離脱を引き起こしかねないため、チームとスポンサーのお互いに利する関係を構築できるよう、うまく進めて欲しいものです。

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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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