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MotoGP Yamahaチームが語る2011年シーズン:Hondaの強さの要因

Category: MotoGP  
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MotoGPもシーズンが終わり、来年のプレシーズンテストまでは静かになってしまいました。

散発的にしかネタが入らない最近ですが、Yamahaのワークスチームのボス、ズィーレンベルグとロレンソが今年のシーズンを振り返り、圧倒的強さを見せつけたHonda、特にストーナーについてその強さを分析しています。

詳細は以下から。

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MCN:Lorenzo boss: ‘Casey Stoner took Honda to another level’

1.Hondaの強さの要因

上記の記事によると、Yamaha Factory Racing MotoGP Teamのボスであるズィーレンベルグは今年のHondaの強さを振り返り、Hondaの2011年のマシンは2010年と大きな変化はなかったが、ストーナーのスキルと純粋な速さがHondaに圧倒的な強さをもたらしたと分析しています。

これについては、ロレンソもコメントし、Hondaの今年の強さには3つの要因があったと考えているようです。
ロレンソは、「まず1つ目の要因は、Hondaが2010年後半から競争力を高めつつあり、そして今年は新しいギアボックスを手に入れた。それによってかなり競争力が高まった。そして(2つ目は)、Hondaはストーナーをチームに迎えた。彼の強さについてはもはや新たに加えるべき言葉は無い。とても才能があり、どんな状況でもマシンの性能の限界まで引き出して走ることができる。
ストーナーの存在は他のHondaのライダーにも影響をもたらし、強くなった。というのも、(ストーナーのパフォーマンスにより)彼らが到達すべき目標値が引き上げられたからだ。他のライダー達へのプレッシャーとなり、彼らは速くなった。(3つ目として)Yamahaもマシンの改良に多大な努力をしてきたが、大きくは改善できなかった。
これら3つの要因により、レースに勝つための方策が少なくなり、後塵を拝す事となった」
とのことです。

Hondaのマシンの戦闘力の向上(参考:MotoGP Hondaの新型ギアボックスの仕様が明らかに)、ストーナーの獲得とそのパフォーマンスの他Hondaライダーへの影響、そしてYamahaのマシンの開発の遅れが今年の敗因だと本人は認識しているようです。

2.シーズン中のYamahaの対Honda対策

今年のプレシーズンテストから強さを顕していたHondaに対し、Yamahaはどのような対策を講じていたのでしょうか?
ズィーレンベルグ曰く、「今年、Hondaへのストーナーの加入によって、Hondaの競争力のレベルが上がった。今年の8月、ブルノ戦を終えてHondaが一歩リードしたことを悟った。というのもロレンソが”メーデー、メーデー"とSOSを発し、Yamahaに改良を要求していたからだ。マシンの改良に関しては、我々にも我々の開発の哲学がある。大きく変えればいいというわけではなく、そんなことをしてしまえばDucatiのようになってしまう。そんなことはしたくなかったので、単純に、我々の努力と取り組みが足らなかっただけだと思う。」とコメントしています。

8月14日に開催されたブルノ戦では、イギリスGPでの転倒リタイヤにより差を開けられていたストーナーに対し、じわじわと詰め寄ってきていた時に4位と不本意な結果に終わり、再び32ポイント差まで離された時でした。

ブルノレース後のテストにおいて、Yamahaは新型エンジンに始まり、電装系やシャシー、カウル等の改良策を投入し、今期後半の戦闘力向上に力を入れます。
このことは、来期の1000ccに向けて開発や人的リソースを向けねばならないことを考えれば、異例のことと言えるかもしれません。

From:MCN:Lorenzo boss: ‘Jorge will never give up’

それだけ、今年の優勝に対しては諦めておらず、優勝を狙いに行っていたということでしょう。

ズィーレンベルグは続けて、「マシンは優勝を狙うに十分な戦闘力があった。しかしHondaとストーナーはとても強かったということだ。個人的には、あの時点で他のライダーから一歩先んじていたのはストーナーのロレンソだと思っている。ペドロサは時々圧倒的な速さを見せるが、MotoGPにおいて"2強"と言えばストーナーとロレンソだ。それは明らかなことで、マシンが改良されればロレンソは他を圧倒することができるだろう」とコメントしています。

YamahaのボスがDucatiを引き合いに出したのは印象的です。
やはり他のチームから見ても、哲学無き開発の試行錯誤と捉えられていたのでしょう。
そしてまた、同チームが来期マシン(GP12)からのフィードバックで今期のマシンの改良型(GP11.1)を作るようなこともせず、ひたすらに今年のマシンとライダーの進んできた方向性を信じて優勝を狙っていたことも極めて対照的であります。
(参照:MotoGP Ducatiとロッシの苦悩 開発の方向性定まらず

実際は、今年のDucatiとロッシが異常なだけで、Yamahaの姿勢があるべき姿だと思います。


さて、ロレンソはフィリップアイランド戦において転倒により負傷し、以降のセパン、バレンシア戦を欠場する事となりました。
そして、バレンシア戦の後の2012年マシンの合同テストも不参加を余儀なくされています。

ロレンソと2012年のM1の実力は2012年1月31日から始まるセパンでのテストまでお預けとなりそうです。
打倒Hondaの急先鋒として、またチャンピオン奪還に向け、頑張って欲しいと思います。


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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


Comments

打倒Honda
更新お疲れ様です。
ほんとに今年のHondaは強かったですね!
直線でかなりやられてしまいましたね・・・
しばらくストーナー&Hondaに苦戦しそうですね。
ロレンソはもちろんですがベンスピースにもつねに表彰台争いにくわわってほしいですね!
2012年でロレンソ、ピース、ドビチオーゾYAMAHA表彰台独占期待しましょう!

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