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MotoGP 2012年の暫定スケジュール発表:開催が危ういサーキットあり

Category: MotoGP  
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MotoGPも残すところあと5戦となりましたが
来期の暫定の開催スケジュールがFIMにより発表されました。

今回の発表については、新規開催のサーキットなどの目玉はありませんでしたが
逆に、開催が危ぶまれているサーキットが浮き彫りとなりました。

また、合わせて再来年の2013年の見通しもまとめてみることにします。

詳細は以下から。





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MotoGP.com:2012年暫定カレンダー発表~日本GPは10月14日

FIMにより発表された暫定開催スケジュールは以下のとおりです。

4月15日 開幕戦カタールGP* - ドーハ/ロサイル
4月29日 第2戦スペインGP (STC) - ヘレス
5月6日 第3戦ポルトガルGP (STC) - エストリル
5月20日 第4戦フランスGP - ルマン
6月3日 第5戦カタルーニャGP - カタルーニャ
6月17日 第6戦イギリスGP - シルバーストーン
6月30日 第7戦オランダGP** - アッセン
7月8日 第8戦ドイツGP (STC) - TBS
7月15日 第9戦イタリアGP - ムジェロ
7月29日 第10戦アメリカGP*** - ラグナセカ
8月19日 第11戦インディアナポリスGP - インディアナポリス
8月26日 第12戦チェコGP - ブルノ
9月16日 第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP - ミサノ
9月30日 第14戦アラゴンGP - モーターランド・アラゴン
10月14日 第15戦日本GP - ツインリンクもてぎ
10月21日 第16戦マレーシアGP - セパン
10月28日 第17戦オーストラリアGP - フィリップアイランド
11月11日 最終戦バレンシアGP - リカルド・トルモ-バレンシア

*は、イブニングレース  **は、決勝レース土曜開催
***は、MotoGPクラスのみ開催
STCは、契約対象  TBCは、確認中

全18レースという開催数は本年度と変更ありません。
2012年度は4月の15日よりカタールで始まります。
そこからヨーロッパで8回開催し、内オランダ、ドイツ、イタリア戦は毎週開催の3連戦となります。

イタリアGPの後アメリカでラグナセカGPが開催され、そのまま夏休みに入ります。
夏休みの後は同アメリカのインディアナポリスGPが8月19日に開催されます。
これで夏休みの間にマシンなどの機材はアメリカに置いたままにしておくことができるかと思います。

そしてヨーロッパでまた3戦した後、日本、マレーシア、オーストラリアのアジア周遊開催が秋に行われます。
最後は伝統に則り11月11日にスペインのバレンシアで開催され、シーズンは終了となります。

今回のを開催順を見ると、コスト削減への努力が伺えます。
まず、アメリカ開催の2つを夏休みを挟んで連続開催とすることで移動と輸送にかかるコストの削減が期待できます。
また、欧州外の開催となる日本、マレーシア、オーストラリアの開催も連続しており、これも拠点である欧州からの外遊を一度に済ますことができるという意味で楽になることでしょう。

cf:Motomatter:2012 MotoGP Provisional Calendar Released: Schedule Very Tentative Indeed

このように予算的な背景からも考慮されているスケジュールですが、その金銭的問題というのが来期の開催地に大きく影響を与えているようです。

上記リストのなかで(STC)となっている開催地がヘレス、エストリル、ドイツの3つあります。これは「Subject oContract(契約対象)」ということで、実際に開催の契約が結ばれていないことを意味しています。

問題はいずれもサーキットの財政難で、契約料を支払うことが困難と言うことです。

参照:MotoGP 1レースの契約金は約7億円:アラゴンサーキットの成功例

特にドイツGPについては、ザクセンリンクからの変更となりそうです。
ザクセンリンクを所有するADACは厳しい財政事情を受け、125万ユーロものコスト削減や、MotoGPチケット価格の10%アップなどの施策をしてきましたが、2010年のMotoGPの開催で60万ユーロの赤字を計上し、2012年の見通しでは85万ユーロの赤字とのことです。
さらに、Dornaは契約料としてこれまでの2百万ユーロから、2012年の契約には4百万ユーロと倍額を要求してきており、流石に支払えないとの予測のようです。

代わりの候補地としてニュルブルクリンクとラウジッツリンクが挙げられています。

可能性としては、ラウジッツリンクのほうが集客力の観点から有力視されているようですが、ザクセンリンクについても地元自治体からのサポートやDornaの契約金減免措置などの可能性もあり、まだ決するには早いようです。

Motomatters:Sachsenring Off 2012 MotoGP Calendar, To Be Replaced By Lausitzring Or Nurburgring


さて、このようにサーキットの入れ替わりがある可能性が出てくるわけですが、再来年の2013年には2つの新たなサーキットが既に内定しています。

まず8月に内定したアメリカのテキサスGPです。

MotoGP.com:テキサスで2013年からグランプリ開催

ケビン・シュワンツのロビー活動の賜物でしょうか。
これでアメリカ開催はスペインに迫る3回開催となります。

続いて、南米はアルゼンチンでの開催も内定しました。

MotoGP.com:アルゼンチンGP、2013年に復帰

「過去、アルゼンチンでは、1961年から1999年まで9回に渡って、ブエノスアイレス郊外のオスカル・ガルベス・サーキットで開催されていた。」ということで、13年を経て復活となります。

これら2サーキットでの開催が内定したことで、トータルの開催数はどうなるのでしょうか。
上記の3サーキットの中から脱落し、入れ替えとなる可能性もあるでしょうが、以下の記事によると、Dornaは開催数を2つ増やし、20にすることを前向きに検討しているとのことです。

MCN:Argentina back on MotoGP calendar in 2013

開催地が増えることは喜ばしいことですが、おそらく今後開催地はその財政的問題からも「脱欧州」の傾向が続くことでしょう。

レースの開催数の純増、及び開催地の世界各地への分散はライダー、チーム、メーカーへのコスト的、体力的負担を強いることとなるでしょう。
サーキットの財政難もありますが、メーカーやチームも財務的に余裕があるわけではありません。
そういった点にも注意しながら、うまくバランスを取ったマネジメントをして欲しいものです。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


Comments

タイトル
MotoGPもF1の様になっていかないときつそうですね
アメリカは国内レースが大人気というイメージしかないんですが
そんなにMotoGPの需要あるんですかね?

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