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MotoGP 第13戦 サンマリノGP レビュー

Category: MotoGP  
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MotoGPの第13戦がイタリアのミサノ・サーキットで開催されました。

天候は曇、スタート時には雨が降っており白旗(雨天によりマシンスイッチ可)が振られるましたが、なんとか路面はドライを保ちました。
気温は28度、路面温度は35度と、暑すぎず寒すぎずの気候の中レースは行われました。

本レースを含めて残り6レースとなった今年度のチャンピオンシップですが
果たしてストーナーがロレンソをさらに突き放し優勝を固めるのか、あるいはロレンソがまだまだ粘るのか、そろそろ趨勢が見え始めるころとなりました。

それではレビューは以下から。

1.レース結果

順位ライダーチームマシンタイム
1J・ロレンソYamaha Factory RacingYamaha44'11.877
2D・ペドロサRepsol Honda TeamHonda+7.299
3C・スト―ナーRepsol Honda TeamHonda+11.967
4M・シモンチェリSan Carlo Honda GresiniHonda+17.353
5A・ドビツィオーゾRepsol Honda TeamHonda+17.390
6B・スピースYamaha Factory RacingYamaha+18.092
7V・ロッシDucati TeamDucati+23.703
8A・バウティスタRizla Suzuki MotoGPSuzuki+30.678
9H・バルベラMapfre Aspar Team MotoGPDucati+37.502
10C・クラッチローMonster Yamaha Tech 3Yamaha+37.720
11青山博一San Carlo Honda GresiniHonda+39.548
12K・アブラハムCardion AB MotoracingDucati+40.506
13C・エドワーズMonster Yamaha Tech 3Yamaha+53.349
14R・ド・ピュニエPramac Racing TeamDucati+1'02.366
15T・エリアスLCR Honda MotoGPHonda+1'20.156


From:Yamaha:ロードレース世界選手権 MotoGP

動画ハイライト:

http://youtu.be/DeWfthLBOTk

予選ではストーナーがトップタイムを出し、ポールポジションを獲得しました。
それにロレンソが2番手につけ、続いてペドロサ、スピーズ、シモンチェリ、ドビチオーソと並びました。
ロッシは11番手と、地元開催とは言え、ここ最近の2桁番手からの流れを断ちきれませんでした。

レーススタートでホールショットを奪ったのは2番手のロレンソでした。
そこにストーナー、ペドロサ、ドビチオーソ、スピーズと続きました。ロッシは7位までジャンプアップします。

序盤、ホワイトフラッグが振られ、路面のコンディションが安定しない中、このような状況でのコントロールが上手いロッシがスピーズを抜いて5位に付け、序盤はペースが上がらないまま推移しました。

中盤に差し掛かりかけた頃には路面のドライの見通しがたったのか、徐々にペースが上がってきます。
それを受けてロッシがズルズルと後退し、シモンチェリ、スピーズにかわされていきます。

トップ集団を形成していたロレンソ、ストーナー、ペドロサにも動きがありました。
ペドロサがペースが上がらず、まず徐々にギャップを形成し、単独3位へと沈んでいきます。

ロレンソとストーナーのマッチアップとなり、状況はほぼテール・トゥー・ノーズ、いつでもストーナーが仕掛けられる状態が暫く続き、これまでのレースからロレンソのトップは長くは持たないかと思われました。

すると徐々にストーナーのペースが落ち始め、折り返しの14周目ではすでに2秒差を付けました。
ストーナーはその後もペースを徐々に下げ、後方2秒以上の差があったペドロサに取り込まれ、3位に転落します。

結果はロレンソがポール・トゥ・ウィンで優勝、2位にペドロサ、3位にストーナーとなりました。

4位争いは中盤以降、かなり拮抗したバトルが見られました。
スピーズが中盤ロッシを抜いて以降、シモンチェリ、ドビチオーソ、スピーズが4位争グループを終盤まで形成します。
勝負の行方はラストラップまでもつれました。ドビチオーソとシモンチェリがラインを交錯させながら攻防するなか後方で耐えていたスピーズがラストラップ中盤でインに入り仕掛けます。しかしながらドビチオーソがアウトからかぶせられ、行き場がなくなり、同時にドビチオーソを大きくはらんでしまいます。
そこをうまくインのラインを走ったシモンチェリが前に出て、結果4位争いをそこで決定的なものとしました。

2.ライダーコメント

1位:ロレンソ

「最高の一日になった。厳しく長いレースだったけれど、しっかり走りきることができたと思う。何より優勝できたことが素晴らしい!そしてケイシーとの差を縮めることができたんだ。この優勝を、18年ぶりにミサノに戻ってきてくれたウェイン・レイニーに捧げたい。そしてハードワークを頑張ってくれたチームにお礼を言いたい。次のアラゴンまで2週間。母国でもこの調子をキープしたいね。明日はまた1000ccをテストする予定なので、僕の未来のマシンに乗るのをとても楽しみにしているんだ。今日は今までのレース人生のなかで最高の一日」

2位:ペドロサ

「残念なレースでした。正直、マシンはプラクティスの時ほどいい感触ではありませんでした。サスペンションを調整して少しよくしようとしましたが、逆効果でした。こういうことは時々あります。1周目から、ホルヘとケーシーについていくことは無理だと分かりました。フロントが切れ込み、リアがスライドしていました。しかし、レース後半はよかったです。ホルヘは完ぺきなレースをしていました。でも、周回するごとにラップタイムを上げることができて、ケーシーに追いつくことができました。そして、彼をオーバーテイクして自分のリズムをキープし、2週連続2位フィニッシュすることができました。」

3位:ストーナー
「スタート直前に雨が降ったので、レース序盤は慎重に走りました。濡れているところもなく、大丈夫と分かってからは、ホルヘの後ろで快適に走っていました。プッシュする必要性は全く感じませんでした。しかし、突然疲労が襲ってきて、ブレーキングポイントと切り替えが難しくなりました。タイヤに問題はありませんでした。マシンにも問題はありませんでした。チームはすばらしい仕事をしてくれましたし、すばらしいパッケージを準備してくれました。ただ疲れてしまったのです。ブルノとインディアナポリスでは、いつもよりがんばり、これにアッセンでの首のケガの影響が加わりました。2連戦だったので、十分に体力を回復することができませんでした。トレーニングも十分ではないので、その影響がついに出てきてしまいました。」

7位:ロッシ

「正直、今日はこれほどの結果を期待していなかったので、本当に嬉しい。第2グループで走ることが現在の目標だが、彼らについて行けるとは思っていなかった。だが、実際は中盤までその目標を達成できていた。残念ながら、まだ僕達が希望するアタックのレベルまでは至っていないものの、手応えは感じている。」「今朝のウォームアップでフロントに変更を加えたことが功を奏したようだが、昨日の段階で同じセットアップにできれば、もう少し前のグリッドからスタートできたかもしれない。今シーズンのパーソナル・ベスト・レースと言って構わないが、7位にすぎないことをしっかりと肝に据えなければならない。」

From:
Yamaha:ロードレース世界選手権 MotoGP
Honda:ペドロサ2戦連続2位。ストーナーは3位で11戦連続12回目の表彰台に立つ
Ducati:ロッシは地元ミザノで7位入賞、ヘイデンは残念ながらリタイア

3.年間ランキング

順位ライダーマシン総合ポイント
1ケーシー・ストーナーHonda259
2J.ロレンソヤマハ224
3アンドレア・ドヴィツィオーゾHonda185
4ダニ・ペドロサHonda150
5B.スピーズヤマハ135
6V.ロッシドゥカティ133
7N.ヘイデンドゥカティ105
8マルコ・シモンチェリHonda93
9C.エドワーズヤマハ87
10青山博一Honda82


ポイント差はロレンソが1位、ストーナーが3位だったため前回より9ポイント差が縮まりました。
これで35ポイント差となりました。

2位のロレンソと3位のドビチオーソも39ポイント、その後ろのペドロサとも35ポイントとほぼ等間隔で並んでいます。

残る5戦、でこれがどう動くのか見ていきたいと思います。


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今回はロレンソが強かったレースでもありましたが、ストーナーの不調が気になります。
ストーナーが「ホルヘの後ろで快適に走っていました。プッシュする必要性は全く感じませんでした。」とコメントしている通り、おそらくそのまま頃合いを見て抜き出る予定だったのでしょう。

今回マシン等のトラブルはなかったとのことなだけに、そこまでの体調不良となると、気になります。
次戦まで2週間あるので、じっくり療養してほしいものです。

ロッシに関して言えば、TOP6(Yamahaワークス2台、レプソルワークス4台)に何とか追いついていこうと苦闘している様子が伺えます。

PA1010005.jpg

今回使用したこのヘルメット、色々なキケンなものが飛び交っているように見えますが、どうやらロッシの困惑と憤りを表しているようです(ロッシのチームメカニック曰く、"What the fxxk" の意味だそうです)

Crash.net:PIC: Valentino Rossi's 'WTF' Misano helmet

9度の世界チャンピオンは、まだまだ先の見えない苦闘の中のようです。シーズンも終盤戦となる中、そろそろ光明を見出して欲しいと思います。

さて、次回のスペイン・アラゴンGPは9月の18日に開催されます。
残すところあと5戦、悔いの無いよう各々ベストを尽くして欲しいと思います。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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