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MotoGP 最もブレーキングのうまいライダーは?

Category: MotoGP  
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MotoGPライダーにとって重要なスキルはやはりブレーキングテクニックではないでしょうか。
前を行くライダーとの差を縮めたり、オーバーテイクの起点となったりと、レースにおいて重要な要素となっています。

そんなブレーキングについて、現在のMotoGPライダーで誰が一番うまいのでしょうか?
ひとくちに「上手い」といっても、色々な要素があるわけですが
今回は「トップスピードからのタイトなコーナーへの進入での、ブレーキングの距離の短さ」を基準に、見てみることにします。
詳細は以下から。
WS000210.jpg

Crash.net:Brembo releases MotoGP 'late brakers' list

この記事では、前回のムジェロでの予選において、1コーナー進入でのブレーキングで最もコーナー近くからブレーキングを開始したライダーのランキングをブレンボ(ブレーキメーカー)が発表したと伝えています。

ランキングを見る前に、まずこの1コーナーがどんなものか見てみることにします。

bremboidcardmgpitaliamu.jpg

Via:MotoCorse:MotoGP Mugello, Brembo Preview

ムジェロサーキットにはブレーキを要するコーナーが6つあり、1周する間にブレーキングに要する時間は19%を占めているようです。

このサーキットの1コーナーは”San Donato”コーナーと呼ばれています。
2011年は350キロから120キロへ減速し、ブレーキングには340m、6.4秒を要し、
減速時にかかるGは1.6Gと、このコースでは最も激しいブレーキングが要求されるコーナーと予想していました。

さて、このSan Donatoコーナーでのブレーキングのパフォーマンスは以下のとおり。

Brembo's top ten 'last of the late brakers':
1. Casey Stoner (Repsol Honda)
2. Jorge Lorenzo (Yamaha Factory Racing)
3. Andrea Dovizioso (Repsol Honda)
4. Valentino Rossi (Ducati)
5. Nicky Hayden (Ducati)
6. Dani Pedrosa (Repsol Honda)
7. Ben Spies (Yamaha Factory Racing)
8. Randy de Puniet (Pramac Racing)
9. Alvaro Bautista (Rizla Suzuki MotoGP)
10. Karel Abraham (Cardion AB Motoracing)

※ブレンボのブレーキを使用しているライダーのみのデータ集計。Honda Gresini(シモンチェリ、青山)、 Honda LCR(エリアス)は含まず。

というわけで、ストーナーが最も短いブレーキングを行っていたようです。続いてロレンソ、ドビチオーソ、ロッシと続きます。

レースの結果はロレンソ、ドビチオーソ、ストーナーの順だったことを考えれば、やはり順当なものといえるでしょう。

ここで注目すべきはやはりロッシかもしれません。この予選では12位のタイムと良くなかったわけですが、ブレーキングというセグメントで切り取れば、やはりテクニックは相当のものなのかもしれません。

ちなみに記事では、マシンの最高速がブレーキングのタイミングに影響がある旨指摘しています。
確かに最高速が出ているマシンはその分早めにブレーキングを開始しなければならないでしょう。

計測時点のものではありませんが、予選でのトップスピードを参考までに見てみます。

WS000211.jpg

Via:MotoGP.com

これを見ると、ドビチオーソが324.8km/h、ロレンソが323.1km/h、ストーナーが322.3km/h、ロッシが320.7km/hとなっています。

この差がどの程度影響するのかは想像がつかないものですが、ドビチオーソは全体で2位のトップスピードが出ているだけに、この1コーナーでは概してかなり良いパフォーマンスを見せてくれていたのではないかと思います。

ちなみに、MotoGPクラスのブレーキングは昔と比べてもかなり短くなったようで、それによりオーバーテイクが難しくなっているとロッシがコメントしています。

Crash.net:Rossi: Why overtaking got harder in MotoGP

ロッシ曰く、「800ccのバイクと、BSのタイヤ、電子制御システムによって、オーバーテイクについては、500ccや990ccの時よりも確実に難しくなっている。」
「ブレーキングからコーナー進入までの時間がずっと短くなったため、追い越しのための時間も短くなった」
「500cc時代には、ブレーキングは長く、30-40mのオーバーテイクのための距離があった。そしてコーナリング速度も遅かった」
「10年前だと、1ラップの間に4から5箇所の追いぬきポイントがあったが、いまでは一箇所か多くて二箇所しか無い」とのことです。
技術の進歩によって、ライダーには相当高いスキルが要求されるようになってきているようです。

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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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