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MotoGP ペドロサが語る「なぜスペインは強いライダーを輩出できるのか?」

Category: MotoGP  
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第4戦のフランスGPにて転倒し、欠場を余儀なくされていたペドロサですが
ムジェロで行われる次回のイタリアGPからの復帰がアナウンスされました。

MotoGP.com:D.ペドロサ、ムジェロ復帰へ

ペドロサは復帰について、「ここ数週間は難しかったけど、最善の形でバイクにもう一度乗るために、回復に集中しなければいけなかった。先週言ったように、ムジェロが目標だった。そのことだけを考えている。」
「バイクに乗りたい。感触を確かめたい。レースがしたい。チームのみんなにも会いたい。彼らと一緒に仕事をして、上手くやりたい。僕たちはファミリーなんだ。レースから長く離れていると、すごく寂しく感じる。」と復活に対しての喜びと、意気込みを語っています。

ペドロサは小さい体で不利な面も多くり、また何度も怪我をし手術するなど、GPを戦う上で苦難の道程を歩んできています。
それでも何度も復活し、強いレースを見せてくれる彼の強さは一体どこで培われたのでしょうか。

今回はそんな彼の復帰を祝し、彼のルーツにスポットを当ててみようと思います。

詳細は以下から。
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MotoGP.com:Dani Pedrosa on Spanish success in MotoGP

スペイン人ライダーは昨年、全クラスでのタイトルを獲得しています。

1月22日記事:スペインライダーの躍進、イタリアライダーの没落:GP寡占の問題点

記事では、「スペインは世界のどの国よりもレース活動をサポートしており、ペドロサは他のどのライダーよりもそのスペインのシステムを体現している」と評しています。

スペイン政府は方針としてサーキットの開発をファイナンスしています。
その背景から、MotoGPは年間で4回も開催されます。
その他にも準国際レベルと言える施設が多くあるとのことです。そしてそのような整った環境で安全に自己の技術を高められることで、100%レースに集中でき、世界への躍進を成し遂げています。
また、国内にはDorna(MotoGP運営会社)によって運営されるCEVというチャンピオンシップがあり、そのレギュレーションはMoto2と125ccクラスと同じものであり、世界選手権への挑戦を容易にしています。

このような環境を背景に、ライダーが成功する秘訣についてペドロサが以下のようにコメントしています。
「ライダーが成功するかどうかには3つのポイントがある。一つ目は才能、2つ目は決意、3つ目は努力だ。才能あるライダーがさらに努力を以てプッシュしたり、あるいは、決意(意志力)を以てプッシュしたりする」
「スペインには良いシステムがある。多くのトラックや、国内チャンピオンシップがありライダーに手厚い。多くの外国人もスペインに来てレースをしている。スペインでは8歳~10歳の子供たちにもレースできる環境がある。これがカギとなっていると思う。スペインはモーターサイクリングに信念がある」

また、昨年のチャンピオン(ロレンソ、エリアス、マルケス)がペドロサのキャリアを見て上り詰めたということに関して、
「自分のように、こんな小さなライダーでも優勝することができる、しかも同じスペイン人で。となれば俺にもできると思ったのだろう。そしてそれが連鎖していった、という事だと思う。」

さらに、国内のチャンピオンシップがワールドクラスへの進出を容易にしているという点について、
「もちろんだ、全てのライダーが同じ境遇だとは思わないが、自分の場合は、ただレースに集中し、スキルを向上させゴールに向かうことができた。他のライダー達はスポンサーが必要だったりと、問題もあっただろう。おそらく他の国では子供達はサッカーなど他のスポーツに取り組んでいるだろう。しかしスペイン、特にカタルーニャではモーターサイクルカルチャーの後に続いていくこととなる。」

では、なぜカタルーニャなのでしょうか?
「不思議なことだ、でもロッシも同じように、彼の出身地は多くのライダーを輩出している。バルセロナ(カタルーニャ州都)では、タクシーにのって信号待ちをしていると、バイクがたくさん来て、まるでレースの様相だ。カタルーニャにはモーターサイクルに対してのフィロソフィー(思想)が根づいている」


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スペインでは行政がライダーへの環境を整え、才能を見い出し、育てていける機会を提供できているようです。
そして成功したライダーを見て、さらにそれに続いていき、モーターサイクル文化が形成されていったということでしょう。

日本において、こういった施策が必要なのではないかと思います。
もはや大して頼りにもできない国に主導しろというつもりもありませんが、企業やコミュニティレベルで、モーターサイクル文化を形成できる繋がりを構築でれば、もっと大きなうねりを作ることができるのではないかと思います。
世界に名だたる4大メーカーがある国において、やはりこのままでは勿体無い気がします。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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