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MotoGP FTRの今後のレース戦略:MotoGPクラスへ進出

Category: MotoGP  
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Moto2クラスの多くのチームにマシンを供給しているメーカに、FTRというイギリスのシャシービルダーがあります。
現在ランキング2位のコルシの所属するIoda Racing Projectや、Blusens-STX、Avintia-STXなどにマシンを供給しています。

そんな彼らは2012年のレースシーズンに向けて着々と準備を整えつつあるようです。

MotoGPクラスへのCRTチームでの参戦、噂されるNortonのMotoGP参戦との関係、Moto3への参戦などについて、コメントを発表しています。
詳細は以下から。

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FRTmoto: Steve Bones, FTR - Question & Answer

FTRのボスであるSteve BonesがQ&Aという形で今後のFTRの取り組みについてプレスリリースをだしています。
そこから気になるQ&Aをテーマ別に抜粋してみます。

1.Moto2クラスの現状の取り組み、目標について
「現在、我々の2011年の目標である、若いライダー、新しいライダーをFTRのマシンであるM211で優勝に導く、ということが達成できそうだ。今年は去年のデビューイヤーと違い、実力の裏打ちされた我々のマシンを駆るライダーが6度のポールポジションを獲得し、4レースで優勝し、何度も表彰台に登っている。2011年はとても面白い才能をもったライダーがM211で勝負している。現在の6チームのうち4チームは2011年からの関係だが、彼らとの仕事はとても楽しんでやっている」

2.Nortonとのパートナーシップについて
NortonとFTRは2012年よりマン島TTに参戦するためのパートナーシップをアナウンスしています。さらに、将来のNorton-FRTでのMotoGP参戦については:
「MotoGPについては、Nortonの復活について議論は終わっているだろうと思う。そして、そこに関与できることは嬉しいことだ。NortonのStuart Garnerは極めて実務的レベルで動いており、新しいV4エンジンの開発に付随していくことだろう。来年のマン島TT復帰より先の、長期的プランを練り始めているだろう。

3.MotoGPへのNorton以外の参戦のプランについて
「カタルーニャのチームBQRと共に取り組んでいるところだ。彼らのチームはDornaとFIMに2012年からのCRTチームとしての参戦を既にアナウンスされている。BQRと共にマシンを作っていくところだが、評価の結果、このプロジェクトではKawasakiのエンジンが選ばれた。これによりFTRは新しいMotoGPクラスでイニシャティブを得ることが出来るだろう。」

4.Moto3への参戦について
「現在エンジンパートナーとMoto3のプロジェクトに取り組んでいる。HondaのMoto3エンジンを使うことでHondaに打診している。近い内に我々のMoto3参戦プランを発表できればと思う」


・・・とのことです。
こういったいわゆる「マシンビルダー」の台頭は今後レース業界に大きなシフトを引き起こす可能性もあると思います。

ここ最近のMotoGPは完全にメーカー主導、それも世界同時不況でも比較的体力のあるメーカーが、苦しい中なんとか主導するものとなっていました。
そこから今回のレギュレーション変更により、パーツ(特にエンジン)の共通化、コストの低減へと進み、こういったシャシーメーカーが台頭できる可能性が芽生えました。

そして、Moto3からMotoGPまで、一貫して参戦できるようになったことも大きな意義があります。
FTRも「目標」と掲げているように、ビルダー、チームが若いライダーをMoto3から育成していき、MotoGPへと
上り詰める「大きな絵」が描けるようになりました。

これにより、あまり大きな資本や開発能力のなかった勢力が、適切なプラン、ビジョンを持ち、マーケティングに取り組み、資金を集められるようになれば、レース業界の大きなうねりになっていくかと思います。
そのスキームが確立されれば、レース業界に資本と人が集まって来て、間口が広がっていくかもしれません。

日本には往年のヨシムラ、モリワキといったビルダーが存在します。
これらの今後の躍進はもとより、その他色々なビルダーが勃興し、ぜひ盛り上げて欲しいものです。
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テーマ : モータースポーツ    ジャンル : 車・バイク


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